それ、鍼で治ります!

東医的な主な治療法である、鍼治療とは。

人間のカラダの中で行われているさまざまな活動は、主として「神経系」「ホルモン系」「免疫系」さらに、それを指導する脳の中枢によって、常に恒常性維持機構:ホメオスタシスで平衡が保たれています。

→詳しくは<恒常性維持機構(ホメオスタシス)とは>ページへ

あらゆる不調和(病気の素)は、緊張のある箇所での血液やリンパの流れが滞りが起こり、それが原因で自律神経のバランスが偏りることによります。

東医学では、恒常性維持機構:ホメオスタシスをもとの状態に戻すために、病気のある部分的、あるいは非常事態になって機能が停止している部分(不調和)を、外部から刺激により干渉することで、<自己治癒力>を活発化すると考えています。

→詳しくは<東医(東洋医療)的の健康とは>ページへ

鍼治療では、そこを治療点=経穴(ツボ)として、鍼で刺激することで状態が平均化することを目的としています。

局所的な筋肉の緊張、血管の緊張が取れ血行が良くなり、疲労物質あるいは痛みを起こす物質の滞留がなくなることで、あらゆる病気の治癒につながるという考えです。

人のカラダには300点以上の経穴(ツボ)があり、症状によって治療点を選びます。

治療点は、痛みや症状のある箇所だけでなく、離れた箇所に経穴(ツボ)があるケースもあります。

また、肩こりや神経痛など患部の痛みなどの症状以外にも、内臓疾患や自律神経失調による症状にも即効性があります。

鍼治療が得意とする身体のバランスを正しく整えて、

「特定の部位の痛みを軽減する」「病気の原因物質を排除する」「血流障害を促す」治療と具体的な症状をご紹介します。

 

>腰痛・ひざ痛

>頭痛

>不眠症

>花粉症

>めまい

>便秘

>老化防止

血流促進治療全般

 

【腰痛・ひざ痛】

腰痛・ひざ痛にはツボ療法の効果が非常に効果的です。

カラダの一か所に負担をかけたり、無理な姿勢を続けたりすると筋肉に血流障害が起こり、その状態から休んだときに、副交感神経が優位になり血流が一気に増えて痛みがでます。

腰痛では、腰の周りの椎間板などの組織が血流不足で潰れると、そこの神経が圧迫され、さらに、手足のしびれや、椎間板ヘルニア、腰椎すべりなどに進むこともあります。

鍼治療で、痛みを抑えながら患部の周りの筋肉を鍛えることも必要です。

 

【頭痛】

忙しく働いているような緊張状態から、ホッとしたとたん起こる頭痛があります。

頭痛は、ストレスを受けると血管が締まり、血流が悪くなることが主な原因で、この状態の危険性を知らせるサインとして、痛みが起こります。

つまり、ストレスから解放するための現象である頭痛を、その痛みだけを薬で抑えることは、非常に危険なことです。

鍼治療では、頭痛の元になる首からのツボ(経穴)に治療点をとります。

血管を緩め血流を促進するためには、鍼がもっとも効果的な治療法と言えます。

軽い症状であれば、例えば、お風呂にゆっくり浸かることやマッサージによる刺激でもラクになることもありますが、慢性的な、頑固な頭痛であれば、深部のこりまでほぐすことは鍼治療以外では難しいと考えます。

また、定期的に予防的に治療することで、頭痛の起こらない体質改善につながります。

 

【不眠症】

不眠症の特徴は、布団に入ってもなかなか寝つくことができない症状です。

不眠症には、いろんなタイプがあります。

・寝付くまで時間がかかる「入眠障害」

・寝ついたあと眠りが浅い「熟眠障害」

・朝早く目が覚めてしまう「早朝障害」

・夜中何度もに目が覚める「中途覚醒」など

さらに、不眠症が続くことで「眠れないこと」からストレスになるという、精神的な症状を引き起こしていきます。

鍼治療では、カラダの気を整えることで、心身を落ち着かせて、正しい睡眠に導きます。

ツボ(経穴)は、手のひら(神門、内関)、耳の後ろ(完骨)、足の甲(太衝)、足の裏(太白)などをとります。

 

【花粉症】

目のかゆみや鼻づまりなどの症状に悩まされる花粉症。さらにだるさやモヤモヤ感も伴うこともあります。

病院で処方される抗ヒスタミン剤やステロイド剤などの花粉症薬は、一時的にはラクになりますが、抗原を出す反応を止めてしまうため、根本的な治療にはならず、薬が切れると症状が強く出ることもあります。

花粉症になる体質は、自律神経が副交感神経優位なタイプです。

交感神経を高めるような食事や適度な運動などが必要です。

→詳しくは<自律神経とは>ページへ

鍼治療では、花粉症をはじめとするアレルギーの症状に、効果的なツボ(経穴)があります。

顔(睛明、攅竹、迎香、鼻通、上星)、手のひら(少商)、足(臨泣、復溜)などの治療点をとります。

 

【めまい】

めまいには原因別にタイプが分かれます。

・ふらふら、ふわふわする

・周りがぐるぐるまわる

・後ろに引っ張られるよう

・血の気が引く

・吐き気のよう」など

私たちの身体には、平衡感覚を保つためバランス機能が備わっていて、その機能に異常をきたすことがめまいを起こします。

原因は、耳の奥の内耳機能の異常によるものや、脳が関係している場合もあります。

ツボ(経穴)は原因別に、耳の後ろ(完骨)、手の甲(外関)、頭の真ん中(百会)、首の後ろ(天柱、肩井)などを選びます。

 

【便秘】

便秘は、消化器つまり口から肛門までの気管自体の働きの連係プレーの不調和などが起因していることが多くあります。

腸にはリンパ球が一番多く集まり、自律神経の影響を受けやすく、ストレスから引き起こすことが多くあります。

消化器の活動は副交感神経が支配しているので、ストレスが原因であれば、

交感神経の緊張をほぐし副交感神経を優位にする食事や生活を改善することがいいでしょう。

→詳しくは<自律神経とは>ページへ

また、女性に多いとされる原因として、ホルモンバランスの関係や排便を左右する腹筋が弱いというケースも考えられます。

この場合、外からの刺激(マッサージ)で腸の運動を促進するように(両手でお腹を円を描くように)すると効果的です。

便秘症状は、腹痛や腹部膨満感、食欲不振症状を始め、肌荒れや肩こりなどの二次症状にもあらわれます。

代表的なツボ(経穴)として、お腹(中カン、天枢、大巨)足(足三里)、手(手三里)をとります。

 

【老化防止】

若さや元気なコンディションを保つために必要なことは、

1.胃腸の働きを整え

2.食物を効率よくエネルギーに変え、

3.正しい呼吸で酸素を全身に送る

これらのサイクルが常に正しく行われていることです。

東医的には、食物から得られるエネルギーと新鮮な酸素が合流し、カラダ全体にエネルギーがめぐることが、健康に理想的な状態と考えています。

また、老化の主な原因は、腎(東洋医学での五臓六腑の腎)の衰えとされています。

カラダ全体の骨や脳にいたる働きを司る腎の免疫力を鍛えることが、老化予防のキーワード》。脾胃を健やかにし、肝臓の働きを活性化させ、さらに、脳の老化にも気や血のめぐりが深く関係します。

これらの老化に作用するツボ(経穴)は、足(足三里、湧泉)、お腹(腎兪)、頭(健脳)などがあります。

 

【血流促進治療全般】

・脳血管障害

・高血圧

・内臓疾患

・婦人科系疾患

・心因性疾患(抑うつなど)

血管障害に多くある血管内のコレステロールや血流の滞りが原因症状では、全身の血流を促し老廃物を除去することは効果的と考えられます。

また、全身のバランスを整えることで、自律神経やホルモンバランスを平均化し<自己治癒力>が働くようカラダを良い状態に戻します。